測温材料
- ●熱電対
- ●補償導線
- ●SKNH
当社製品のご紹介
●熱電対
熱電対は、2種類の金属線の先端同士を接触させて回路を作り、接合点に発生する熱起電力を通じて温度差を測定する工業用温度計です。異なる2種の金属を接合すると、それぞれの熱電能の違いから、2つの接合点の間の異なる温度に応じた起電力が発生する原理(ゼーベック効果)を応用しています。寿命の長さ・耐熱性・機械的強度などの利点があり、その信頼性は高く、中高温領域の温度センサーとして工業的に最も広く用いられています。
当社では、ユーザーのご要望にお応えできる高精度・高信頼性の各種熱電対用導体を、溶解・鋳造から製品サイズに至るまで、一貫製造しております。
●補償導線
補償導線は、組み合わせて使用する熱電対とほぼ同一の熱起電力特性を持つ導線のことで、熱電対と受信計器の接続に使用されるリード線で、高精度の制御を行うためには熱電対と同様に重視されます。
当社では補償導線用導体の溶解・鋳造から製品サイズまで一貫した品質管理体制のもとに各種規格を満足する補償導線用導体を製造し、この分野において圧倒的な実績を保有しております。
●高温耐熱シース熱電対用 素線 SKNH (Type-K)
古河 SKNH は、高温で信頼性の高いType-K シース熱電対用素線です。高温でも長期間使用することができます。加工性は従来のSKNと同等。古河標準KN素線と組み合わせて使用することが可能です。日本はもとより、欧米での実績が多数あり、原子力関連・航空機関連その他のプラントで広く用いられています。