命を守る技術で、社会に貢献する、技術者集団!
命を守る技術で、社会に貢献する。
代表取締役社長
鈴木 比呂輝
当社はESG経営とSDGsでリードする古河電工グループの一員であり、「グループビジョン2030」にのっとり「地球環境を守り」「安全・安心・快適な生活を実現する」ための社会基盤を創る企業として活動しております。
形状記憶、超弾性特性を持つ製品、エレクトロニクス、通信、計測などの分野で使用するニッケル合金線などを扱う「特殊金属事業」と、建物の区画貫通部やケーブル、配管の延焼防止材を扱う「防災事業」の二つの事業柱で安心・安全を世の中にお届けし、社会に貢献する技術者集団です。「特殊金属事業」では、低侵襲カテーテル治療でのガイドワイヤやステント用のニッケルチタン合金などの特殊合金素材の製造と販売により、多くの患者さんの命を守っております。高度医療の進展に伴いこれからも大きく成長する事業です。また、「防災事業」においても、災害への備えとしての防火対策や規制が強化されニーズの高まりもあり、建物や工場、インフラ設備などでの火災の拡大を防止するさまざまな材料や工法を開発、上市をしております。また昨今の水害などの備えとしての電気設備の止水対策用のシール材などの需要も高まっております。
1958年の設立当初は、銅ニッケル合金の補償導線、抵抗線などの製造販売を行い、大手電力会社にも納入してまいりました。1981年から形状記憶・超弾性特性を持つニッケルチタン合金の製造を開始し、医療、ユーティリティー、車両、通信など多くの分野で使用いただいております。その後1992年に防災事業を取り込んで現在の二事業部制となっております。以来、新製品を創出し続け、産学官連携での研究開発にも積極的に参加し、フレキシブルにサステナブルに成長を続けております。
そしてこれからも、国際社会の一員として、全てのステークホルダーとの健全で良好な関係を維持し、社会の持続的な発展に貢献し、社内的にはCSR行動規範を設け、労働環境改善、安全衛生の確保など働きがいがあり安全な会社とする風土を作ってまいります。