形状記憶ばね
- ●炊飯器
- ●コーヒーメーカー
- ●エアコン
- ●住設・輸送
形状記憶ばねについて
変形させても、熱を加えるだけで変形前の元の形状に戻る形状記憶合金製のばねです。家電や住設,輸送の分野で、センサ兼アクチュエータの働きを行い、機器の小型化、信頼性・寿命の向上に役立っています。
多彩な合金群
自社溶解技術により、お客様のご要望に合わせた、多彩な合金を準備しています。
お客様のご要望に合わせたばね設計をし、ご提案します。
当社製品のご紹介
●炊飯器
一定温度以上で形状記憶バネが調圧口を開き、余分な蒸気を逃がします。
●コーヒーメーカー
湯が沸騰すると形状記憶ばねがストッパを開き、コーヒー豆にお湯が注がれます。
●冷暖両用エアコン
冷房時は上に、暖房時は下に、形状記憶ばねが風向きを切り替えます。
●自動車無断変速装置
自動無段変速システムに導入されました。エンジンの温度を感知、弁を作動させ、潤滑油の流路を切り替えています。
●新幹線駆動装置
新幹線電車の歯車装置の自動油量調整ユニットに採用。油温に応じて自動的に開閉し、軸受に最適の油量を供給します。高速運転でも温度上昇が抑えられ、安定した運転が可能です。最新のぞみ500系、700系にも搭載。
●サーモスタット混合水栓
サーモスタット機能を有するカートリッジにより、お湯と水の量を調整、欲しい温度の水が吐き出されます。形状記憶合金ばねが使われたユニットは、従来のユニットに比べ反応速度が速く、出湯初期の湯温の変化を押さえます。
●熱弁カット弁
シャワー付き風呂釜で、一定温度以上の熱水をシャワーホースからカットし、火傷を防止します。
●流量調整弁(水ガバナ)
水ガバナとはいわゆる流量調整弁で、給湯器の入り口に配置され、水の流量を制御する部品です。夏と冬の気温の違いに講じて、入水量を調整し、ちょうどよい温度のお湯が出るようになっています。
●床下換気口
住宅の基礎に取り付ける床下換気口。形状記憶合金が気温の変化を感知して、床下空間を自動的にコントロールする画期的な換気口です。床下面からの底冷えを緩和し、暖房費を抑える経済的な商品です。
●自動乾燥庫
日本で最初に形状記憶合金が量産機器に応用されたケース。乾燥剤を加熱リサイクルするヒーターで形状記憶合金ばねを温め、扉を開閉します。
●食器消毒保管庫
消毒のために加熱すると形状記憶合金ばねによって排気ダンパーが自動的に開き、蒸気が排出され、食器がよく乾燥し、消毒効果が高まります。
●産婦人科用消毒診察ユニットのカット弁
患部に薬液を吐出して洗浄する消毒診察ユニットで、薬液の温度が高くなると形状記憶合金ばねが吐出をストップします。