
製造方法
製造方法の流れ
形状記憶合金、電気抵抗材、熱起電力材、耐食・耐熱材など、これら高性能、高信頼性を備えた高機能特殊金属を、溶解鋳造から最終製品に至る一貫した製造体制で生産しております。溶解から製品まで一貫した生産システムにより品質の安定化はもちろん、新製品の開発や特殊な使用条件など、ニーズに応じたきめ細やかなサポートに対応が可能です。

溶解・鋳造
Ni-Ti合金は、酸化されやすいため鋳造時は真空チャンバー内で溶解、鋳造されます。

高周波真空溶解炉

溶解
熱間圧延
鋳塊を加熱し,熱間にて粗圧延、仕上げ圧延を行います。

熱間圧延用加熱炉

熱間圧延(粗圧延)
冷間加工・伸線・焼鈍
冷間伸線あるいは冷間圧延を行い、適宜、加工歪みを取り除くために焼鈍を行います。

冷間伸線

走間焼鈍炉
その他
ばね加工、センタレス研磨を委託加工します。

Ni-Tiばね

センタレス加工後のNi-Tiチューブ
検査
内規格および、お客様のご要求や、国際規格等に応じた検査を行います。

DSC(示差走査熱量測定装置)

BFR(製品変態温度測定)

デジタルマイクロスコープ

引張試験機
梱包・出荷
輸送中の衝撃を製品から保護するために梱包を行い、国内、世界各地に向けて出荷します。

切断ワイヤー検査、梱包

出荷ヤード